SUN + SUN project
ヴェオリア・ジャパン株式会社は上水・下水を中心とした日本のインフラを担う大企業です。
今回exprimeがお手伝いさせていただいたのは、9,500人を超える従業員の方々の意識を変えるプロジェクトです。ダイバーシティという考えは徐々に浸透してきていますが、まだまだ共通認識にまでは至っていないのが現状です。そこで「すべての従業員が輝ける未来を手に!」をスローガンにSUN+SUNプロジェクトを発足させました。
まずシンボルを決め、皆が身近に感じられるようにステッカーを作成しました。
デザインテイストは親しみやすさと明るさ、そして記憶に残るデザイン。
6ヶ月間のシナリオを作り、シナリオに沿ったポスターのデザインをしました。
現場で作業されている方々も多いため、SNSだけではなく、あえて紙媒体でも訴求をするため全国350の事業所に掲示され、
皆さんの認識と意識向上につながりました。全国の事業所から明るく楽しい報告が多く寄せられました。
「参加」と「賛成」という言葉を元に名付けられたSUN+SUNプロジェクトは、
みんなの参加と、みんなが賛成することを実現していくプロジェクトです。
シンボルは手を上げて賛意を表すしぐさと、太陽をイメージしてデザインしています。
太陽の光がすべての人を平等に照らすように、そして元気で明るく、 日の出の朝の希望に満ちあふれた気持ちをもって行動していくことができるように。
一人一人の輝きが太陽のように隅々まで照らし、影のないポジティブな環境を 協力して作っていけるようにという思いが込められています。
「参加」と「賛成」という言葉を元に名付けられたSUN+SUNプロジェクトのロゴは、手を上げて賛意を表すしぐさと、太陽をイメージしてデザインしています。 太陽の光がすべての人を平等に照らすように、そして元気で明るく、 日の出の朝の希望に満ちあふれた気持ちをもって行動していくことができるように。 一人一人の輝きが太陽のように隅々まで照らし、影のないポジティブな環境を 協力して作っていけるようにという思いが込められています。
ダイバーシティの理解と実現のために6ヶ月に渡ってシナリオに沿ったポスターの制作をしました。現場で作業されている方々も多いため、SNSだけではなく、あえて紙媒体でも訴求をするため全国350の事業所に掲示されました。また、SUN + SUN projectのロゴを使用したステッカーはヘルメットや携帯端末など様々な場面で活躍しました。
「参加」と「賛成」という言葉を元に名付けられたSUN+SUNプロジェクトは、みんなの参加と、みんなが賛成することを実現していくプロジェクトです。 シンボルは手を上げて賛意を表すしぐさと、太陽をイメージしてデザインしています。
太陽の光がすべての人を平等に照らすように、そして元気で明るく、日の出の朝の希望に満ちあふれた気持ちをもって行動していくことができるように。 一人一人の輝きが太陽のように隅々まで照らし、影のないポジティブな環境を協力して作っていけるようにという思いが込められています。
SUN+SUN project was named after the japanese words « participate »(SANKA) and « agree »(SANSEI).
SUN+SUN project aims to achieve participation and approval from everyone.
The symbol is based on the gesture of raising one's hand and the image of the sun.
In hope and wish that the sun shall shine equally on everyone, and to be cheerful and upbeat.
In hope and wish that each individual can freely shine and create a positive environment without shadows.
プロジェクト発足とプロセスの選択
Project launch and selection of the process
社内でのダイバーシティ実現のために発足。
日本のヴェオリアすべての従業員(約9500 名)が参加できる全社的なプロジェクト
従業員が自分自身で、ダイバーシティとは何か?
自分はどんなアクションができるのか?を考えるきっかけを作る
参加型の会議
ダイバーシティ推進会議(HRコミティ+各地域アンバサダー)での、ブレストと投票
楽しい!
難しい問題だからこそ楽しさがなければすべてを巻き込めない
Launched to achieve diversity within the company
A company-wide project in which all Veolia employees in Japan (approx. 9500) can participate
provide the occasion for all employees to ask themselves :
What is diversity? What actions can I take?
Participatory meetings
Brainstorming and voting at diversity promotion meetings (HR committees + regional ambassadors)
Fun!
Because it's a difficult issue, it has to be fun to involve all
プロジェクトのアクション
Project in action
それぞれが個性、個性の違い。
表面的( 人種・障がい・ジェンダーなど)&深層的(価値観、ライフスタイルキャリア志向など)違いを尊重し合える組織構築/文化を作る
投票で選ばれた「すべての従業員が輝ける未来を手に!」というスローガンとそれをシンボル化したロゴを用いて効果的に展開
第一次SUN+SUN2021キャンペーン:6ヶ月間
認識から理解、実践へとダイバーシティ実現のシナリオに沿ったポスターを全事業所(約350 箇所)に配布
ロゴを使用したSUN+SUNステッカーを全従業員(約9500 名)に配布
ステッカーを貼ることで個人個人がダイバーシティ推進活動への参加・賛成の意思表明
ダイバーシティ情報発信
オンライン交流の場を開設:社内向けオンラインコミュニティですべての従業員が考えを発信し、交流が可能になる仕組みを構築
Each of us is a unique individual
The differences in personalities are
visible ( race, disability, gender etc.) & invisible ( values, lifestyle career orientation etc.)
We aim to build an organisation/culture where differences are respected
The voted slogan: "A bright future for all employees!"
The first SUN+SUN 2021 campaign: 6 months
Distribution to all offices (approx. 350 locations) of diversity scenario’s posters,
from awareness to understanding from understanding to practice
Distribution of SUN+SUN stickers to all employees (approx. 9500)
Individuals express their participation and support for diversity promotion.
Dissemination of diversity information:Push & pull
Posters & stickers to reach and engage all employees and partners.
Create an online community where connected employees can share their thoughts,
communicate and exchange ideas
6ヶ月間のシナリオ
The 6 months scenario
STEP1 みんな個性だ
それぞれ違った個性をみんなが持っていることを知ろう
STEP2 手をあげることから始めよう
自分の個性や感じたこと考えたことを共有してみよう
STEP3 身近な人と話してみよう
実際に身近な人と個性や考え方について話し合ってみよう
STEP4 理解の輪を広げよう
様々な人と個性について話し合うことで、お互いを理解し合っていこう
STEP5 さあ、動き出そう
多様性(個性の違い)を受け入れるために動き出そう
STEP6 あたり前を、あたり前に
みんなが自然と個性を尊重し合えるようになろう
STEP1/ Everyone is unique
Know that everyone has a different personality.
STEP2/Let's start by raising our hands
Let's share our personalities and what we feel and think.
STEP3/Let's talk with people around you
Let's actually talk with people around you about your individuality and way of thinking.
STEP4/Let's expand the circle of understanding
Let's understand each other by talking about individuality with various people.
STEP5/Let's act
Let's act toward acceptation of diversity (difference of individuality).
STEP6/Let's make the obvious to be obvious
Let's come to be able to respect each other's individuality naturally.
効果 : 自分たちのものになった(社員)
Effect : It became our own (appropriation by the employees)
各現場からの映像と声(イントラネット&アンバサダー談)、アップされた写真の数と表情、ポーズを見れば、社員に歓迎されたキャンペーンであったことがわかる。
オンラインコミュニティへの投稿:自主的に200件近くの投稿が実施されている従業員のダイバーシティを考えるきっかけ
・ポスターやシールが配布されたことでダイバーシティの話題にするきっかけになった。 以前はダイバーシティに関する話題自体上がっていなかった。(アンバサダー談)
・SUN+SUNプロジェクトの取組でコミュニケーションに役立っている。話すことが増えて職場内環境が良くなってきた。
・Diversity=Genderに特化していて抵抗感があったが、個性尊重は分かりやすいし賛同できた
・日本でも宗教や同和といった問題があるので、人権問題にも役立てたい
・新たにSUN+SUNランチ会の企画が実施されはじめた。
社内での新たな動き:女性技術者の少ない状況の改善検討を開始(NEにて現場訪問)
The number of pictures uploaded, the expressions and the poses,
as well as the images and testimonials from the sites (intranet and ambassadors),
show that the campaign was welcomed by the employees.
Posts to the online community: nearly 200 posts have been made voluntarily.
-It provided an apportunity to think about diversity in the workforce
-The distribution of posters and stickers was a good way to get people talking about diversity.
- Before, the topic of diversity itself was not been raised. (Interview with ambassador)
-The efforts of the SUN+SUN project have been useful for communication.
- It provided subjects to have more things to talk about
and the work environment has improved.
- I had a feeling of resistance because diversity is gender-specific, but respect
for individuality is easy to understand and I agree with it.
- I would like to make use of it for human rights issues, as there are issues such
- SUN+SUN teached me that I can start to do something simple, in my reach, and I did.
- We started a new SUN+SUN lunch meeting.
- New movement within the company: Start to consider how to improve the situation on sites with few female engineers (site visit by NE)